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R言語による電子カルテデータの二次利用

~R言語初心者がデータ処理を楽しめるように基本的内容中心のサイトです~

ORCA(日医標準レセプトソフト)の導入

Ubuntu 仮想マシン 開発環境 ORCA 医療データ

当院では使用しておりませんが、ORCAというレセプトソフトがあります。ちょっと触ってみたいと思っても、Ubuntuにインストールするのでやや敷居が高い感じです。
今回は仮想マシンで環境構築してみます。
まずVMwareにUbuntu14.04LTSを準備します。

OSの準備

そのままだと日本語入力ができないようなので、
下記サイトを参考にmozc使えるようにしておきましょう。
OS右上のキーボードマークを押してください。

f:id:r_beginner:20161204112112j:plain
configureを選択。

f:id:r_beginner:20161204112139j:plain
➕ボタンを押して、

f:id:r_beginner:20161204112149j:plain
Only Show Current Languageのチェックを外し、Search Input Methodにmozcと入力、Mozcを選択しOK。

f:id:r_beginner:20161204112304j:plain
上矢印ボタンでMozcを一番上に移動し終了です。

ORCAのインストール

ここからORCAのインストールです。
このサイトに書いてあるとおり勧めます。
www.orca.med.or.jp

UbuntuにはWindowsのバッチのような、シェルスクリプトがあるので使ってみましょう。
まず端末を立ち上げて。(Ctrl+Alt+T)
orca.shファイルを作ります。

$ gedit orca.sh

エディターが起動します。
f:id:r_beginner:20161204113403j:plain
このエディターに下のスクリプトをコピペして、記録してください。

#!bin/sh

sudo wget -q https://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu/archive.key
sudo apt-key add archive.key
sudo wget -q -O \
/etc/apt/sources.list.d/jma-receipt-trusty48.list \
https://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu/jma-receipt-trusty48.list
sudo apt-get update
sudo apt-get -y dist-upgrade
sudo apt-get install -y jma-receipt
wget https://ftp.orca.med.or.jp/pub/data/receipt/outline/update/claim_update.tar.gz
tar xvzf claim_update.tar.gz
sudo bash claim_update.sh
sudo jma-setup
sudo service jma-receipt start
sudo apt-get install -y panda-client2

# passwordの設定
# sudo -u orca /usr/lib/jma-receipt/bin/passwd_store.sh

確認してみます。

$ cat orca.sh

実行はshコマンド

$ sh orca.sh

つぎつぎにコマンドが実行されて、ORCA環境が作成されます。
最後にスクリプトコメントアウトしておいた、パスワードの設定コマンドを入力

$ sudo -u orca /usr/lib/jma-receipt/bin/passwd_store.sh

これで準備は整いました。

クライアントソフト

glclient2を立ち上げます。
f:id:r_beginner:20161204145613j:plain

先ほど決めたパスワードを入力
f:id:r_beginner:20161204145630j:plain

レセプトソフトORCA仮想マシン上でたちあがりました。
f:id:r_beginner:20161204150028p:plain

つぎにネットワーク上の他のPCからレセコンを立ち上げます。
Windows機の場合は、下記からJava Web start版をインストールしてください。

ORCA Project: monsiaj(日医標準レセプトソフトクライアント)

立ち上げたあとは、仮想マシンのコンソールからifconfigでIPaddress確認し、
f:id:r_beginner:20161204150906j:plain

アプリの接続画面にアドレス入力
f:id:r_beginner:20161204151009p:plain

接続すると
f:id:r_beginner:20161204151120p:plain
上手く起動しました。

ORCAデータの定期的バックアップと、復元方法をマスターしてしまえば、業者に委託せずとも管理できそうです。あとは医療事務さんの同意が得られれば、現在のシステムから移行できるかな…。

参考:

  • Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード

https://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix

  • Ubuntu server 14.04で日本語入力できない

Ubuntu server 14.04で日本語入力できない - pandazx's blog